Lancia Delta HF integrale 16v (2004年01月〜3月)

[最終更新2004/12/17]

2004/01/11:バケットシート/ブレーキパッド交換

モテギを走行する話をすると、何人かの方からブレーキパッドの交換もしくは 予備のパッドを持っていくことを勧められました。 せっかくですので、ストリートからスポーツ走行まで対応できるパッドをと 思っていたのですが、フロント用はたいちょさんに勧められた、DELPHI LOCKHEEDの type ZC(適応温度50〜850度)を使用することにしました。 最初は通販で買おうと思っていたのですが、型番がはっきりとは判らなかったので、 結局ストリートライフで安売りされていたのを見つけて買って来ました。
リアパッドは、同じくDELPHI LOCKHEED typeWX(適応温度50〜650度)を 購入してあったのですが、2003年5月に前後共交換したばかりでしたので、 フロントのみ交換することにしました。

16v用パッド型番
フロント:P0856
リア:P0464

ブレーキパッド交換を初めて自分でしたのですが、フロントは意外に簡単で あっさりと出来てしまいました。リアはちょっと難しいようですが...
また、ひょんな事からバケットシート(スパルコ、REV[カーボン])を安く譲って いただけることになり、早速取りつけました。

スパルコ REV[カーボン]のシートです。
シートレールはkimkimさんが持っていたものを使わせていただきました。

シートの高さは、最初ノーマルより高く感じたような気がしたのですが、 実際に走ってみるとノーマルより少し低い位でしょうか。背もたれ部分が 立っているので高く感じたようでした。
翌日のモテギ走行が楽しみです。


2004/01/12:モテギ走行(トライザサーキット)

ラリーキッズ伊那のミニサーキットは何度か走ったのですが、モテギのような 大きなサーキットは初めての走行です。
伊那のようにコーナリングが連続するわけではないので、タイヤよりブレーキに 厳しいコースだと聞いていましたので、すでに終りかけてはいますが、 パイロットスポーツカップでの最後の走行とすることにしました。
今回は、20分 x 4回の走行枠があります。モテギのトライザサーキットという 体験プログラムなのですが、ビギナー、ミドル、エキスパートの3クラス、 それぞれ50台の参加です。私はもちろんビギナークラスへのエントリーです。

ピットにて
ここに自分の車が収まるとは...

何人かの友人と一緒に走行し、写真を撮ってもらいました。
左の写真は、最終のビクトリーコーナーの手前ですが、このコーナーの 走り方が良くわからなかったです。
photo by 手塚さん
最終コーナーでスピンをしてしまい、1回転半してコース外でストップです。
壁にも他車にも接触せず、そのままコースへ戻れたのは幸いでした。
コースへ戻るとき、私のスピンのせいか、もう一台スピンしている車が 見えました。申し訳ない...
photo by 手塚さん
後ろから追い掛けてきているGT-Rは友人なのですが、何度もモテギを走っていて、 ビギナークラスは反則です。
彼のタイムはビギナークラスのトップでした。(2分26秒035)
photo by 手塚さん

1セット目、初めての走行では2分43秒181で目標としていた2分40秒には 届きません。しかし、このセットはブーストコントローラーをOFFにしてあり、 ブーストが0.6barまでしか掛っていなかったことに走行後に気がつきました。 その後はブーストを1.2barまでかかるようにして走行しました。
最終的にベストタイムは、2セット目の走行時の2分35秒303でした。 目標クリアです。
3セット目からはタイヤのグリップが落ちて、明らかに滑っているのが わかるようになってしまい、怖くてコーナーの速度を落さざるを得なくなって しまいました。それでも、2分36秒839でした。
実は3セット目で、チェッカーフラッグを見落としてしまい、 ダブルチェッカーの非常に恥ずかしい思いをしてしまいました。
4セット目は3セット目との間にほとんど時間がなく、そのまま走行したので、 タイヤのタレと、先ほどのミスの精神的なダメージで2分41秒208まで タイムを落してしまいました。

モテギのコースはレースを見学する立場で見ていると非常に大きなコースの イメージでしたが、実際に自分で走ってみると、広過ぎるわけでもなく、 アウト・イン・アウトのラインを取って加速するのが気持良い適度なコースで、 外側のグラベルのエリアも広く安全で楽しめるコースとの印象でした。
DELPHI LOCKHEED typeZCのブレーキパッドは、周回を重ねても効きが 悪くなること無く、同じ感覚で良く効く感じで非常に満足です。 4セットの走行後に残量をチェックしてみても減りはそれほどなく、 あと数回は走行会に使用できそうです。 ちなみに、モテギの方の話ではインテグラtypeRの完全ノーマル車両で プロのドライバーが走行すると、ブレーキパッドは3周位しか持たないらしいです。
一緒に行っていた友人に言わせると、ブレーキングが弱いのではないかとの ことでしたが、確かに様子見のブレーキングが多かったのは否定できません。 特に、バックストレートの下りでは怖くて150mの看板の辺りではすでに ブレーキを踏んでしまっていましたから。
ここで最高速が出ていると思われるのですが、GT-Rでは200km/hは越えるところを、 私は174km/hしか出せませんでした。(ハンディGPSでの測定)

完全ノーマルで走っていると思われる車の中には、たぶんブレーキが 抜けてしまったのであろうと言う感じで、コーナーでそのまま直線的に グラベルに突っ込んでしまっている車両が数台いました。 やはりブレーキは強化しておかないといけないのですね。

シートは少し背もたれが立ちすぎているのか、通常走行時に腰が痛く なりそうな雰囲気でした。ランバーサポートのパッドを付けてみるのと、 シートを少し後ろに傾けてみようと思っています。

またモテギを走行するチャンスがあれば、Sタイヤでトライしてみたいですね。
次回の目標は2分30秒です。


2004/01/12:初めてのローダー

モテギを走った帰り道、常磐自動車道から首都高に入ってしばらくしたところで、 突然カーステが止まり、電装系のトラブル発生です。 最初は何が起ったか良く判らず、とりあえずエンジンも正常で普通に加速も できるのでそのまま走っていました。
気が付くと、ウィンカーの点灯も弱くちゃんと発電されていない様子です。 しばらくは左側の車線をゆっくりと走っていたのですが、だんだんやばい雰囲気に なってきたので、浜崎橋ジャンクションから渋谷に向かったところで、 芝公園の出口の広がった所に停車しました。
エンジンはとりあえず回転数が低いながらもアイドリングしているので、 バッテリーの電圧を計ってみました。6〜7V程度しか示していません。 オルタネーターのトラブル&バッテリーが死んでしまったのだと判断し、 そこからB'sGARAGEの竹淵さんへ電話を掛けて相談です。 多分オルタネータートラブルではないかということで、ローダーを呼んで、 新座まで持ってくるか、近くでバッテリーを調達してその電気で 新座まで走ってくるように提案されました。 晴海のオートウェーブまで行けばバッテリーは購入出来るのですが、 その時間に営業しているかどうかわからないのと、どうせローダーで移動 するのであれば直接新座まで運んでもらうことにしました。 電話をしている最中にエンジンも止まってしまい。 その後はバッテリー上がりでセルが廻らない状況になってしまいました。 それは、20時半頃だったでしょうか...
JAFを利用するか、車両保険に付属したロードサービスを利用するか、少し迷った のですが、結局、保険会社へ連絡しローダーを手配してもらいました。
それから30分程度でローダーが到着、デルタを積んで出発したのはまだ21時半頃 でした。JAFだともっと時間が掛ったのではないかと思います。

これまで自走できなくなった事がなかったのですが、 初めてローダーに乗りました。

その日は新座のB'sGARAGEに預け、代車を貸してもらってタイヤなどの荷物を 積んで帰ってきました。 すぐ次の日の夜には電話があり、やはりオルタネーターがパンクしていたとの ことです。 2003年11月の車検の際にオルタネーターは交換しているので、クレーム扱いと いうことで処理していただきました。 1月17日に引き取りに行った日に聞いたところでは、オルタネーターの 販売店へ戻されて調査中とのことです。
ちなみにバッテリーは充電したら比重も十分あって問題ないとのことでした。 電気使用量が多くて電圧低下していたのですね。

オルタネーターの警告灯が点灯していなかったのがちと解せない事では ありましたが、こんなオルタネーターの突然のトラブルもあるのですね。


2004/02/11:初めてのSタイヤ

昨年は、サーキット走行用にMichelinのPilot Sports Cupという準Sタイヤを 履いていましたが、今年は本物のSタイヤをチョイスしてみました。 ブリジストンのRE55Sとも思ったのですが、値段の安さと回転方向の無さで DUNLOP DIREZZA 02Gを選びました。
回転方向がないと、左右の交換を含めてローテーション可能なので、 今年も走ることの多いラリーキッズ伊那など、左右のタイヤで減り具合いの 違うコースを走るときにも便利です。
こんなふうに
送られてきました
二個口です
なんと、デルタにタイヤが
8本積めるのです
サイズは、純正と同じ205/50-15にしました。今回は、近くのタイヤshopにも 価格調査に行ったのですが、ヤフオクでの購入が送料、交換工賃を考えても 安くなるので、ヤフオクでの購入に踏み切りました。
勿論、タイヤだけが送られてきたので、デルタに8本のタイヤを積んで 組み替えに持っていきました。 後部座席を畳むとかなり大きな物でも乗せられるのはハッチバックならでは ですね。


走行の印象はというと、タイヤの固さからか街中ではかなりゴツゴツとした 乗り味で、ロードノイズがかなり大きくなりました。
サーキットではどうでしょうかね。


2004/03/18:雨のラリーキッズ伊那

B'sGARAGEさん、kimkimさんの呼びかけで今年最初のラリーキッズ伊那での 走行会です。一説には、4月のMGTに向けてのコソ練とも言われています。
しかし、当日はあいにくの雨、しかも結構な雨足です。 それでも午後から雨が上がるという天気予報を信じて、走行しました。
大雨の中準備中です 今回からリアタワーバーに
ビデオカメラを
設置してみます
雨はかなりひどく、コース内はあちこちに水が溜っています。
新しく履いたSタイヤもこの雨ではその性能は発揮できないですね。 発揮できないどころか、グリップしなくてスピンの危険性も大きそうです。
今から考えると、行き帰りの高速道路は良くこのSタイヤで大丈夫だったものです。 行きも帰りも雨が降っていないか、降っていても弱かったのが幸いだったようです。


マルティーニカラーのB's号、やっぱりカッコ良いです
特に雨のひどかった午前中はコース内の水溜まりも多く、ストレートエンドでの ブレーキングで後輪から荷重が抜けると、後輪がふらふらと暴れます。 最初、後輪がロックしているのかと思ったのですが、車の挙動を見ていた人からは、 ハイドロプレーニング現象ではないかと言われました。
タイムも1分を切ることができず、なんとか今日中に1分を切れるように走りたいと 思っていました。早い人は、58秒台や57秒台で走行していたのはやはり腕の差ですね。
どうも今日はSタイヤよりノーマルのラジアルタイヤの方が安定して走れそうです。


マフラー出口...
どっち向いてるの?
見事に亀裂が... エアコンコンプレッサーまで
異常に...
私の腕では、この状態での走行を安定させるのは難しく、2度スピンをして しまいました。2度目のスピンの際に、テールをグラベルの山にぶつけ、 写真のようにマフラーの先が折れ曲がってしまいました。 下から覗くと、亀裂が入っているようです。
うーむ、サーキット走行で初めての被害です。
しかも、その後、エアコンベルトから異音がしていて、確認してみると コンプレッサーの異常でベルトが滑っていたのでした。 これはその場では直せないので、ひとまずベルトを切ってしまいました。 コンプレッサーの交換は高くなりそうです...
それでも、午後遅くなって雨が小降りになって、少しは水溜まりが減って来た ところで、やっと1分を切ることが出来ました。 結局、雨がすっかり上がったのは、走行時間が終わった後でした。
本日のベストタイムは、59.277秒です。
この雨では、タイヤのインプレッションも特にありません。 Sタイヤは雨の日は怖い、というのが感想ですね。

そうそう書き忘れていましたが、走行中のビデオ撮影は前回までは助手席側後部座席の 窓に吸盤式のステーを使っていたのですが、今回リアタワーバーに取りつける ステーを調達して、正面からの撮影をしてみました。
以前は斜めからの撮影だったので進行方向が画面の真ん中にならないために、 ちょっと違和感があったのですが、中心に近い場所からの撮影が可能な 今回の方式は正解でした。


2004/03/28:那須モータースポーツランド

オートスポーツイワセさんの走行会で那須モータースポーツランドに行ってきました。

たいちょう号、キートス号と 三好選手のZ 三好選手が
空気圧を計ってます

たいちょうさんとキートスさんとご一緒させていただきました。
走行の方は、せっかくのSタイヤでの走り方が良くわからずあまりタイムが伸びません。
しかも、油温上昇が大きく、5周も走るとクーリングが必要となってしまいます。 オイルラインのサーモスタットの不良でしょうか。交換を考えたいと思っています。

S4 S4の走行! 走ってるよぉ!

なんと、この日はS4が実走行しているではありませんか、さらに雑誌社の 撮影も行われていました。 S4の走行が直に見られるなんて、感動でした。


This page is written by Toshiaki OKA (こあ)
Email:oka@koa.jp